ソープ嬢・将来の夢は自殺することでした。

年末までに自殺する吉原のソープ嬢が、死ぬまでに書きたいことを書いておく。

ブロン液で現実逃避

わたしはブロ中。錠剤の方の中毒。中毒ったって今は朝に20錠飲むだけ。

毎日1瓶以上飲んでいた若かりし頃はその禁断症状で気がついたら精神科のICUに入院していたので、さすがにその時と同じことはしない。

 

液体はほとんど試したことがなかったけど、日暮里からの帰りに2本買って飲んだ。

不安感がなくなって、ふわふわして、眠くなった。お陰で今も不安感はない。

 

特別好きなわけじゃないけれど、ふわふわしながらゴイステの『銀河鉄道の夜』を聴いた。

 

銀河鉄道の夜 僕はもう空の向こう

飛び立ってしまいたい あなたを想いながら

飛び立ってしまいたい あなたを想いながら

 

本来の歌詞の意味とわたしの今の思いは違うんだろうけど、この曲が流行っていた時はわたしが36歳になったとき、「飛び立ってしまいたい」を「死んでしまいたい」という言葉に勝手に変換して聴くだなんて思っていなかった。

 

学生だったあの頃から今まで、死ねずにここまで生きてきたのが正しいかどうかなんて誰にもわからない、だってわたしもわからないから。

ただあの時のキラキラした日々を振り返ると切なくなる。

あれだけキラキラしていたのに、それでも当時リストカットをしていたわたしはだいぶおかしいと思うけど、若気の至りだよね。きっと今より繊細だったあの頃。